2018セントライト記念の展望 ~素直にAP指数を信じておけば安心!?

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セントライト記念の展望

菊花賞に向けての東のトライアルレース、セントライト記念が開催されます。基本的には休み明けの実績馬と夏の上がり馬との激突という構図で、若干実績馬に分があるかなといったレースです。それでは、展望していきましょう。

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1.過去6年の入着馬

過去6年の入着馬一覧です。※2014年は新潟開催

2017年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
        14 3 5 ミッキースワロー  06-06-06 2127 33.4
2   4 D+ 7 4 7 アルアイン  05-05-04 2130 33.8
1 3 1 S+ 0 2 2 サトノクロニクル  04-03-04 2132 34.2
2016年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
  4 1 A+ 0 4 4 ディーマジェスティ  09-09-04 2131 34.5
5 2 1 A+ 0 7 10 ゼーヴィント  03-03-02 2131 35.0
  4     6 7 9 プロディガルサン  09-10-07 2133 34.5
2015年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
4 2     18 7 13 キタサンブラック  02-02-01 2138 34.9
2       13 3 4 ミュゼエイリアン  01-01-02 2139 35.1
        20 2 2 ジュンツバサ  06-06-08 2139 34.6
2014年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
5 1 4 D+ 15 3 5 イスラボニータ  06-06-06 2117 35.4
  4     16 8 16 トゥザワールド  03-03-02 2119 35.8
        17 7 14 タガノグランパ  07-08-08 2119 35.3
2013年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
  2     9 2 3 ユールシンギング  09-09-09 2135 35.0
  5 3 C 5 5 8 ダービーフィズ  12-11-09 2135 34.9
    1 S 0 5 9 アドマイヤスピカ  13-13-12 2136 34.7
2012年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
    1 A+ 0 6 12 フェノーメノ  04-03-01 2108 34.4
  3     17 1 2 スカイディグニティ  07-10-07 2110 34.2
  1     19 8 15 ダノンジェラート  09-06-05 2113 34.7

2.AP指数戦績一覧

AP競馬新聞の基本指数であるAP指数、推定FP、推定SPや枠順や前走距離別の戦績をまとめ、傾向分析のためのキーワードを探っていきます。データは2014年を除く、2012年~2017年のデータを使います。

[AP指数順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 2- 1- 2- 1/ 6 33.3 50.0 83.3
2 0- 0- 0- 4/ 4 0.0 0.0 0.0
3 0- 1- 0- 4/ 5 0.0 20.0 20.0
4 0- 1- 0- 5/ 6 0.0 16.7 16.7
4位以内 2-3-2-14/21 9.5 23.8 33.3
5位以下 3- 2- 3-45/53 5.7 9.4 15.1

AP指数1位は複勝率80%超え、それだけで鉄板条件ですw。2位以下の場合、0-2-0-13と複勝率的には5位以下と同等で、AP指数の関連度が高いとは言いにくいです。

[推定FP順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0- 0- 1- 4/ 5 0.0 0.0 20.0
2 0- 2- 0- 7/ 9 0.0 22.2 22.2
3 0- 0- 0- 4/ 4 0.0 0.0 0.0
4 1- 0- 0- 1/ 2 50.0 50.0 50.0
5 0- 1- 0- 4/ 5 0.0 20.0 20.0
5位以内 1- 3- 1- 20/25 4 16.0 20.0
6位以下 4- 2- 4-39/49 8.2 12.2 20.4

推定FP順位による影響は少なそうで、このファクターの関連度は低そうです。これはセントライト記念に限った話ではなく、中山芝2200mというコース自体、推定FPの偏りが出ないコースのためです。

[推定SP順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0- 0- 1- 4/ 5 0.0 0.0 20.0
2 2- 1- 0- 4/ 7 28.6 42.9 42.9
3 0- 1- 1- 3/ 5 0.0 20.0 40.0
4 1- 0- 1- 4/ 6 16.7 16.7 33.3
5 0- 1- 0- 3/ 4 0.0 25.0 25.0
5位以内 3- 3- 3-18/27 11.1 22.2 33.3
6位以下 2- 2- 2-41/47 4.3 8.5 12.8

推定SP5位以内は6位以下の複勝率は約3倍の開きがあり、このファクターは関連度が高そうです。中山芝2200m自体、推定SP優位の傾向があり、コース形態による影響が出ていると推測されます。

[高関連度AP指数順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4位以内 2- 1- 2-24/29 6.9 10.3 17.2
5位以下 3- 4- 3-35/45 6.7 15.6 22.2

中山芝2200mとのコース関連度の高いコースでマークされたAP指数の重要度はそこまで高くなく、前走コースに左右されない予想が必要です。

[枠別]

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 0- 1- 0- 5/ 6 0.0 16.7 16.7
2枠 1- 0- 2- 6/ 9 11.1 11.1 33.3
3枠 1- 1- 0- 7/ 9 11.1 22.2 22.2
4枠 1- 1- 0- 7/ 9 11.1 22.2 22.2
5枠 0- 1- 1- 8/10 0.0 10.0 20.0
6枠 1- 0- 0- 9/10 10.0 10.0 10.0
7枠 1- 1- 1- 7/10 10.0 20.0 30.0
8枠 0- 0- 1-10/11 0.0 0.0 9.1

あえて言うならば、8枠は好走率が低下する傾向があります。これは中山芝2200m全体の傾向とも一致します。そこまでナーバスにならなくても良さそうです。

分析に使えそうなのは推定SP、AP指数順位でしょうか。傾向分析が難航しそうな雰囲気がありますが、実際に傾向分析を進めていきます。

3.AP指数的買い!と消し!

ここでは買い条件、消し条件を以下のようなマークで示していきます。

鉄板 複勝率80%以上の極上買い条件

買い 複勝率66%以上の買い条件

消し 複勝率10%未満の消し条件

超消 複勝率3%未満の超消し条件

買い、消しを2段階に分け、明確な数値基準を設けていますので、このマークに着目して読み進めてください。

鉄板① AP指数1位

前項でAP指数1位の戦績は突出していました。これだけで鉄板条件の要件をクリアしています。

[AP指数1位]

2-1-2-1

着外の1頭は2015年のベルーフで、前走の小倉記念でAP指数75をマークしての臨戦でした。他の5頭は日本ダービー、ラジオNIKKEI杯、青葉賞からの臨戦で、春の世代限定戦でマークされた方が良いでしょう。

当日のAP競馬新聞を見ないと分かりませんが、今年はアドマイヤアルバ、ギベオンあたりがAP指数1位になりそうで、臨戦過程条件もクリアしているので、AP指数1位になったら有力です。

消し① 前走から中10週以内の出走でAP指数2位以下かつ推定SP6位以下

AP指数1位が抜けている、推定SP上位に良績が固まるので、逆の条件を組み合わせてみます。

[AP指数2位以下かつ推定SP6位以下]

1-2-1-40

これでも複勝率10%未満の消し条件に該当しますが、好走した4頭を見てみます。

2017年1着 ミッキースワロー

2017年2着 アルアイン

2015年2着 ミュゼエイリアン

2015年3着 ジュンツバサ

共通項はミッキースワロー以外は夏場を休養に充て、休養明けであったことです。条件を追加し、前走から中10週に限定してみます。

[上記に前走から中10週以内に出走]

1-0-0-20

上がり馬には厳しいデータですが、推定SP5位以内の場合は、1-2-1-11と好走率は上昇してきます。推定SPで終いの脚が使える裏付けがないと、タフな中山芝2200mで実績馬相手には厳しい戦いになるということでしょう。

4.主な登録馬の短評

セントライト記念登録馬の一覧とAP指数は以下のリストを参照ください。

セントライト記念の登録馬一覧

AP指数は補正前の生値であることをご了承ください。

アドマイヤアルバ

京都新聞杯でAP指数78をマークし、今回のメンバー中最上位。ダービーは位置取りが悪く、ノーチャンスだったが、それでも上がり3Fがメンバー中1位。息の長い脚を使えるタイプなので、ロンスパ戦になりやすい中山芝2200mならば、もう少しやれる。

コズミックフォース

ダービー3着の実績はこの中ではピカイチ、AP指数もプリンシパルSで70をマークしており、メンバーの中でも上位。推定SPがオープン4戦でいずれも3位以内で、今回も上位になる可能性が高い。このレースで重要な推定SPが高く出そうなので、好走する可能性は高そう。

レイエンダ

デビュー以来3連勝、前走の松前特別はノーステッキでAP指数73、SP指数+8、最大の上がり馬としての臨戦。推定SPがおそらく5位以内なので、消し条件に該当することはなさそう。ルメール騎手から乗り替わりになるようなので、それはマイナス要素。

ジェネラーレウーノ

年明けの京成杯でAP指数71をマークし、中山巧者のイメージがつよい。ただし、あくまで内回りの2000mに限った話で、2200mのコース適性があるようには感じない。ダービーで先行した中で唯一崩れており、ロンスパ適性のなさが露呈した印象。ここは厳しい一戦になる。

ギベオン

NHKマイルカップでAP指数74をマークし、2着。距離も3走前のフリージア賞で芝2000mを経験しており、あと1ハロンの延長はおそらくいける。問題はロンスパ適性が他の有力馬に比べると見劣る点で、どちらかというと瞬発力を活かしたキレで勝負したい。中山芝2200m独特の流れになるようだと、厳しい戦いになりそう。

レイエンダあたりは人気になりそうですが、ダービー最先着馬は注意しておく必要があり、コズミックフォースに注目しています。あとは当日のAP競馬新聞を見て、AP指数1位馬をチェックです。

それでは今週も競馬ライフを楽しみましょう!

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