2018キーンランドカップの展望 ~AP指数上位が結果を出しやすいレース

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)

キーンランドカップの展望

サマースプリント第5戦キーンランドカップの展望をしていきます。

応援クリック、よろしくお願いいたします!

にほんブログ村 競馬ブログへ

1.過去6年の傾向分析

過去6年の傾向をAP指数的に分析していきます。

2017年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
3       11 6 8 エポワス    12-08 1090 34.4
2   1 A+ 0 7 11 ソルヴェイグ    02-02 1090 35.5
  2 3 C 9 5 6 ナックビーナス    01-01 1091 35.6
2016年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
  5 2 B+ 2 8 14 ブランボヌール    05-05 1085 34.0
  4     14 3 4 シュウジ    01-01 1086 34.5
    4 D+ 4 7 12 レッツゴードンキ    07-08 1087 33.9
2015年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
        22 7 13 ウキヨノカゼ    16-07 1086 33.5
  1 4 D+ 18 8 16 トーホウアマポーラ    14-11 1087 33.8
  2 3 C+ 16 5 10 ティーハーフ    10-11 1088 34.1
2014年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
  5 2 B 5 4 7 ローブティサージュ    07-06 1090 34.4
  4     11 8 15 レッドオーヴァル    10-09 1090 34.2
2   4 J 7 7 14 マジンプロスパー    02-02 1090 34.8
2013年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
2       8 1 1 フォーエバーマーク    01-01 1117 36.8
5   1 S+ 0 6 11 ストレイトガール    10-08 1117 36.0
        9 2 3 シュプリームギフト    08-08 1119 36.4
2012年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
2 4 4 J+ 12 2 2 パドトロワ    01-01 1076 34.1
3 1 3 C+ 11 4 5 ダッシャーゴーゴー    03-03 1076 33.8
1       22 7 11 テイエムオオタカ    02-02 1078 34.1

まず目につくのはAP指数上位馬の好走です。AP指数順位で層別してみます。

[AP指数順位別]

AP指数4位以内: 3-3-4-12

AP指数5位以下: 2-2-1-46

AP指数上位馬は毎年2頭は3着内に入っており、馬券の中心はここから考えた方が良さそうです。さらに枠別に見てみます。

[枠別]

1~3枠: 1-0-0-7

4~6枠: 1-1-2-3

7,8枠: 1-2-2-2

中枠、外枠の方が戦績がよいです。札幌芝1200mの枠別戦績とは逆の傾向なので、注意が必要です。AP指数上位で推定FPに着目してみます。

[推定FP別]

5位以内: 1-2-1-4

6位以下: 2-1-3-8

そこまで大きな違いはないように見えます。続いて推定SPに着目してみます。

[推定SP別]

5位以内: 3-2-2-5

6位以下: 0-1-2-7

推定SPの裏付けが必要な弱い傾向がみえます。推定FP、推定SP下位の場合を取ってみます。

推定FP、推定SPともに6位以下: 0-0-1-5

AP指数上位でも推定FP、推定SPがともに下位つまり、先行できず差す脚が発揮できない可能性がある馬は好走率が低下することが分かります。では、AP指数下位の場合、同じ推定FP、推定SP条件ではどうでしょうか?

AP指数5位以下、推定FP、推定SPともに6位以下: 1-0-0-19

かなり強い消し条件になりました。

買い① 4~8枠、AP指数4位以内

消し① AP指数5位以下、推定FP、推定SP6位以下

2.ステップレース別傾向分析

この項では臨戦過程別に見ていきましょう。こちらもGoogleドライブに格納したファイルを参照ください。

キーンランドカップの臨戦過程傾向分析

このリストは、過去6年の出走馬が経験してきたレースでマークしたAP指数ごとに今回レースでの複勝率を出したものです。

[各項目説明]

札幌記念のシートを使って、項目と見方の説明をしていきます。

[出身レース]

ステップレース名

[出現数]

出身レースを使って札幌記念に出走した回数。

[3着内数]

札幌記念で出現数の該当馬が3着内に入った回数。

[maxAP]

函館記念でマークされたAP指数の最高値。

[限界AP]

札幌記念で3着内に入った馬のAP指数の最低値。

[AP指数別複勝率]

出身レースでマークしたAP指数別に札幌記念の複勝率を示している。セルの背景色が→白の順に複勝率が低下していく。

函館記念でのAP指数が91、90では札幌記念では3着内なし、89から84で黄表示の複勝率50%以上と読み取ります。AP指数が低くなっていけば複勝率がそれだけ低下していくことを示しており、出身レースでのAP指数がどのくらいあれば今回レースで好走できるかの判断材料になります。

また、maxAP付近で低い複勝率を示すようだと、その出身レースが今回レースとそもそも関連度が低い可能性があることを示しています。

それでは、臨戦過程別に見ていきます。

函館スプリントS(3着内率:6/31)

AP指数73以上で複勝率50%以上、6/31と好走率は高くはないが、限界APが67で判断のつきやすいレース。今年は限界AP越えはヒルノデイバロー、アドマイやゴッドなどの5頭で、ヒルノデイバローは過去最高AP指数に迫る74での出走なので、注目の一頭

高松宮記念(3着内率:7/20)

AP指数67以上で複勝率80%以上、7/20と好走率も高く、関連度の高いレース。レッツゴードンキがAP指数66で複勝率66%以上、人気になるだろうが好走率は高い。

アイビスSD(3着内率:1/10)

好走馬は一頭のみでmaxAP指数74が限界AP。今年は限界APよりも20ポイント以上低く、期待しにくい

NHKマイルカップ(3着内率:2/9)

2/9と好走率は高くないが、maxAP67に対して限界AP65とAP指数の判断がしやすいレース。今年はダノンスマッシュがAP指数70と過去最高値で出走、注目の一頭

ヴィクトリアマイル(3着内率:3/5)

出現数は少ないが好走率が高い。AP指数70以上で複勝率66%以上、maxAPが75で限界APが73とこちらも判断しやすいレース。今年はレッツゴードンキが過去最高AP指数80で出走、楽しみな存在

3.主な登録馬の過去4走のAP指数

まずは登録馬と過去4走の戦績、マークしたAP指数、SP指数を見ていきます。下記リンク先のGoogleドライブに格納したファイルをご覧ください。

キーンランドカップの登録メンバーリスト

※AP指数は補正前の生値になりますので、レース当日のAP指数とは異なります。

最近の戦績がよい馬とコース関連度の高いコースでAP指数、SP指数が高い馬を見ていきます。

レッツゴードンキ

前走のヴィクトリアマイルでAP指数80をマークし、メンバーの中でも上位の指数。1200mの方が安定しており、中心視できる一頭。

ヒルノデイバロー

函館スプリントS(函館芝1200m、コース関連度S)でタイム差なしの2着、AP指数74をマーク。過去の函館スプリントS組のAP指数最高値に迫る数値で、注目している。

ダノンスマッシュ

2走前のNHKマイルCで0.4秒差の7着、AP指数70をマーク。ここを使うNHKマイル経験馬の中では過去最高値で臨む。推定FPが高く出るはずで、先行できそうなのもプラス。

4.気になる馬

傾向分析の買い条件に必要なAP指数上位は新聞発行まで分かりませんが、おそらくはレッツゴードンキ、キャンベルジュニア、ムーンクエイク、ペイシャフェリシタあたりが高くなると思います。現時点で気になる馬を上げますと

レッツゴードンキ

人気にはなるだろうが、AP指数はメンバーの中でも上位。しかもヴィクトリアマイル、高松宮記念と格上のレースで水準以上のAP指数なので信頼度は高い。

最後の判断はAP指数、推定FP、推定SPを見てから!ぜひ『AP競馬新聞』をご購入ください。『AP競馬新聞』は下記タグよりご購入いただけます。


それでは今週も競馬ライフを楽しみましょう!

応援クリック、よろしくお願いいたします!

にほんブログ村 競馬ブログへ

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)