新潟大賞典をAP指数で分析してみた!

GW競馬前半の締めは、新潟競馬場で開催される古馬ハンデ重賞の新潟大賞典です。

1ターンの2000m戦という舞台設定が非常に難易度を上げているレースです。

しっかり当てて、いきたいものです。

新潟大賞典をAP指数で分析していきましょう!

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新潟大賞典をAP指数で分析してみた

AP指数的データあれこれ

1.路線別AP指数しきい値

路線別に過去7年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。

[有馬記念]

AP指数『77』以下 0-0-0-5

該当馬:ミッキースワロー

[ジャパンカップ]

AP指数『76』以下 0-0-0-5

該当馬:なし

GⅠ路線は、いずれも消し条件がでました。好走例がないのですが、サンプル数も少ないので、参考程度に考えておいた方が良さそうです。

[日経賞]

AP指数『60』以上 0-0-1-5

該当馬:ルックトゥワイス

[京都記念]

AP指数『72』以下 0-0-0-8

該当馬:ダッシングブレイズ

[日経新春杯]

AP指数『73』以上 1-0-1-3

該当馬:なし

[毎日王冠]

AP指数『85』以下 0-0-0-5

該当馬:スズカデヴィアス

[札幌記念]

AP指数『67』以上 0-2-0-3

該当馬:スズカデヴィアス

GⅡ路線でも複勝率50%を超える条件も見当たらず、サンプル数の少ない消し条件がいくつか出ています。昨年覇者のスズカデヴィアスも毎日王冠のAP指数が消し条件に該当しています。

[小倉大賞典]

AP指数『67』以上 3-1-1-6

該当馬:なし

[中日新聞杯]

AP指数『66』かつSP指数『-6』以上 2-2-2-3

該当馬:なし

[中山金杯]

AP指数『54』かつSP指数『-4』以上 0-3-0-9

該当馬:なし

[福島記念]

AP指数『64』かつSP指数『-5』以上 1-2-1-1

該当馬:なし

[チャレンジカップ]

AP指数『67』かつSP指数『-5』以上 0-2-0-1

該当馬:なし

やはりローカル重賞らしくGⅢ路線で好走例が目立ちます。しかも、小倉大賞典、中日新聞杯、福島記念と見事にローカル中距離戦組に偏っています。残念ながら今回のメンバーでは該当なしです。

[大阪城H]

AP指数『62』かつSP指数『±0』以上 0-2-1-1

該当馬:なし

[福島民報杯]

AP指数『71』かつSP指数『-7』以上 2-0-2-1

該当馬:なし

[東風S]

AP指数『61』以上 0-0-1-0

該当馬:なし

[白富士S]

AP指数『87』以上 1-0-0-0

該当馬:なし

[ディセンバーS]

AP指数『67』以上 0-1-0-2

該当馬:アストラエンブレム

オープン特別組では、大阪城Hと福島民報杯に注目です。特に福島民報杯組はAP指数しきい値を満たした場合、複勝率80%の鉄板条件となります。今年はこちらも残念ながら、該当馬がありません。

路線別に見て、今回のメンバーで路線別のしきい値超えはゼロ。つまり、各路線で一枚足りない指数をマークしてきての臨戦ということになります。非常に混戦状態と言えるでしょう。

2.展開、枠別AP指数しきい値

推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去7年のデータから好走条件を導きます。

[1-6枠かつ前走着差0.2秒以内]

4-2-4-9

該当馬:ロシュフォール、アストラエンブレム、ダッシングブレイズ

[①上記かつAP指数差15ポイント以内]

2-2-3-3

該当馬:ロシュフォール、ダッシングブレイズ、アストラエンブレム

[②上記かつ推定FP6位以下]

2-1-2-1

該当馬:ロシュフォール、ダッシングブレイズ、アストラエンブレム

新潟芝外回りのセオリーからは少々外れますが、このレースは外枠は苦戦の傾向。特段、AP指数が低い馬が入っているわけではない。開幕週で馬場の傷みも進行していない状態で開催されているため、内枠有利の傾向ではある。また、差し有利の傾向も見てとれる。いずれの条件もロシュフォールダッシングブレイズアストラエンブレムが該当。

本命馬はこれ

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前走準オープン戦をAP指数『86』、SP指数『+5』で1着、この指数がメンバー1位。

前走準オープン戦だった馬は過去7年で9頭いて0-0-1-8と相性が悪い。ただし、圏内にきたのは、17年メートルダールで当馬はこのときAP指数メンバー3位で出走していた。それ以外の圏外に消えた全馬AP指数5位以下だった。

鞍上は引き続きルメール騎手(S)で申し分なし。馬群を捌くのがとても上手いので、直線の立ち上がりでゴチャつきやすいコースでは心強い騎手だ。

展開は、ブラックスピネルが引っ張る形になりそうで、当馬が先行した場合、ある程度のペースで流れることが予想され、待機策を取るであろう当馬には流れが向くでしょう。

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