オークスへの切符をかけた熱い乙女の戦い
桜花賞組の一角崩しの権利を得るのはどの馬か?
フローラSをAP指数で分析していきましょう!
フローラSをAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[阪神JF]
AP指数『65』以下 0-0-0-7
該当馬:ウインゼノビア、ジョディー
阪神JF組はほとんど好走例がなく、消し条件がAP指数『65』以下です。マイルをこなす程度の距離適性では、東京芝2000mは厳しいと考えてよいと思います。今年は2頭が該当しました。
[フラワーカップ]
AP指数『52』かつSP指数『-7』以上 0-2-1-4
該当馬:シャドウディーヴァ、ジョディー、レオンドーロ
[クイーンカップ]
SP指数『-1』以上 1-0-1-5
該当馬:ジョディー
[アネモネS]
AP指数『69』以上 1-0-0-1
該当馬:なし
桜花賞トライアル組、3歳牝馬重賞組を見てみると、いずれも好走例、好走率が低く、強く推せる条件は見い出せません。フラワーカップ組の好走条件は、複勝率が50%を切りますが、警戒は必要だと思います。該当馬はシャドウディーヴァ、ジョディー、レオンドーロの3頭になります。
[アルテミスS]
AP指数『55』以上 1-0-1-1
該当馬:なし
[札幌2歳S]
AP指数『55』以下 0-0-0-4
該当馬:なし
2歳重賞組ではサンプル数は少ないですが、同じ東京コースで開催されるアルテミスS組には、注意をした方が良いでしょう。ただし、今年はAP指数条件をクリアした馬はいませんでした。
[君子蘭賞]
AP指数『49』かつSP指数『-7』以上 2-2-1-1
該当馬:フェアリーポルカ
[ミモザ賞]
AP指数『46』かつSP指数『-8』以上 0-2-0-7
該当馬:なし
[フリージア賞]
AP指数『56』以上 0-1-0-1
該当馬:シャドウディーヴァ
[若竹賞]
AP指数『59』以下 0-0-0-4
該当馬:フォークテイル、ヴィエナブロー
年明け500万条件の特別戦は、君子蘭賞組がダントツの戦績をおさめており、好走条件に該当すれば、5着以下なしという戦績です。今年はフェアリーポルカが該当しており、昇級初戦でも目が離せない一頭です。
[前走未勝利勝ち]
AP指数『57』以上 1-0-1-4
該当馬:なし
前走未勝利戦勝ちは、好走例が少ないのですが、AP指数『57』以上で複勝率33%となっています。ヒモに一考というレベルでしょうが、今年は該当馬がいませんでした。
路線別では、条件戦の君子蘭賞に注目です。好走条件を満たした馬の過去の好走例の豊富さをみても重賞、オープン特別組の実績を凌いでいます。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[AP指数差12ポイント以内]
6-4-5-53
該当馬:シャドウディーヴァ、エトワール、パッシングスルー、ジョディー、エアジーン、イノセントミューズ、レオンドーロ、フェアリーポルカ
[上記かつ1-3枠]
4-2-3-16
該当馬:シャドウディーヴァ、エトワール
[①上記かつ前走Hペース以上]
4-2-3-5
該当馬:なし
前走Hペース以上のレースを経験すると能力上昇する傾向があり、能力上位の内枠馬は、ロスなく回してこれるアドバンテージと合わせて、能力で押し切ることができる、そんなデータと言えます。残念ながら今年は該当馬なし、です。
あれこれデータを分析してみましたが、有用な傾向は見いだせませんでした。
本命馬はこれ
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前走君子蘭賞勝ち、AP指数『64』をマーク。AP指数自体はメンバーの中で目立つものではないが、好走率の高い君子蘭賞組で、AP指数しきい値はクリア。
2走前に若駒Sで皐月賞2着ヴェロックスに0.6秒差3着ならば、オープンでも通用する能力は示している。
鞍上は和田騎手継続騎乗で、手の内に入れているのは心強い。
[相手候補]
②シャドウディーヴァ
本命をどちらに打つか、非常に悩んだ。フリージア賞で東京芝2000mのAP指数『70』は、メンバートップ。推定SP1位で、内枠と条件はかなりそろっている。
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