ニュージーランドTをAP指数で分析してみた!

トリッキーな中山芝1600mを攻略して、NHKマイルカップへ駒を進めるのはどの馬か?

今年の3歳短距離路線はこれといった傑出馬がおらず、ここも非常に難解なメンバーがそろいました。

ニュージーランドTをAP指数で分析していきましょう!

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ニュージーランドTをAP指数で分析してみた

AP指数的データあれこれ

1.路線別AP指数しきい値

路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。

[フィリーズレビュー]

AP指数『49』以下 0-0-0-2

該当馬:ココフィーユ

[スプリングS]

AP指数『63』以下 0-0-0-7

該当馬:コスモカレンドゥラ

G2戦ではあるが、内回りと外回りの違いもあり、関連度は非常に低い傾向が出ている。16年ハレルヤボーイの6人気6着が最高位で、掲示板にものってこない。今年も大敗してきているコスモカレドゥラなので、軽視してよさそう。

[デイリー杯2歳S]

AP指数『51』以上 1-1-3-2

該当馬:メイショウショウブ

マイル適性の高い素質馬が集まりやすいレースなだけに、関連度は高めである。掲示板を外したのは1度のみで、16年タイセイスターリーが4人気7着。渋った馬場で特殊な条件ではあった。

[きさらぎ賞]

18年1着 カツジ『67』

12年8着 マイネルアトラクト『52』

該当馬:アガラス『61』

サンプル数が2例のみなので、判断に迷う。18年カツジはデイリー杯2歳Sで2着しており、素質の裏付けはあった。今年のアガラスは、ニュージーランドTでの好走例がない東京スポーツ杯2歳SでのAP指数が高く、判断に迷う

[東京スポーツ杯2歳S]

AP指数『69』以下 0-0-0-8

該当馬:なし

[シンザン記念]

AP指数『66』以上 1-1-0-3

該当馬:なし

[ジュニアカップ]

AP指数『49』以上 1-1-0-2

該当馬:カルリーノ

[クロッカスS]

AP指数『58』以下 0-1-0-4

該当馬:カルリーノ

[中山芝1600mの500万下戦]

AP指数『49』以上 0-1-1-4

AP指数『48』以下 0-0-0-18

該当馬:カルリーノ『47』

同コースではあるが、AP指数にしきい値があり、『48』以下は超消条件に入っている。今年はカルリーノはジュニアカップでAP指数『60』をマークしており、これまでにはないパターンでこの条件に該当し、注目している。

今年は、好走馬を多数輩出している、ファルコンSとアーリントンカップ出走馬の参戦がゼロ。この他の路線はパラパラと好走馬を出しているだけで、強いデータとは言えない。

あえて路線別に注目するならば、デイリー杯2歳S組。2歳マイル重賞で素質馬が多く出走しており、このレースでも好走例が多い。昨年のデイリー杯2着のメイショウショウブは、AP指数しきい値も超えており、注目したい。

2.展開、枠別AP指数しきい値

推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。

[AP指数4位以内]

5-3-2-21

該当馬:アフランシール、メイショウショウブ、アガラス、カルリーノ

[AP指数4位以内かつ2,3枠]

3-1-0-1

該当馬:アフランシールメイショウショウブ

中山芝1600mだけに内枠のAP指数上位馬は好走率が高いです。今年は2頭が該当しました。

[AP指数4位以内かつ前走距離1400m]

1-1-1-3

該当馬:なし

[上記かつ推定FP5位以内]

0-1-1-0

該当馬:なし

サンプル数は少ないですが、先行できるAP指数上位馬はこのコースでは有利です。前走、芝1400mで厳しい流れを経験してきた推定FP上位馬は先行しやすく、AP指数上位の能力差を活かして粘りこむケースがあります。

本命馬はこれ

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3走前のデイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズの0.1秒差で2着、AP指数『61』をマークした。デイリー杯2歳Sの経験馬でAP指数『51』以上は、1-1-3-2と好走率が高い

鞍上は池添騎手(B)→横山典騎手(C)にランクダウン。逃げ嗜好がつよい騎手なので、推定FP6位の当馬でも行かせる可能性はある。

AP競馬新聞の過去5年の同開催同コース戦績を見ると、格言通り中山芝1600mは内枠有利の傾向がある。さらにAP指数上位であれば、好走率はかなり高くなるので、当馬にとっては大きな味方になるデータ。

[相手候補]

②アフランシール

チューリップ賞でバタバタしながらメイショウショウブには先着。こちらもAP指数上位の内枠馬で注意が必要。

⑪アガラス

東京スポーツ杯2歳SでマークしたAP指数『71』がメンバー中トップ。東京スポーツ杯組の好走例はないが、この組から過去最高値での出走となり、鞍上も強化されていることから注目している。

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