今年も3歳クラシック三冠レースがいよいよ幕を開けます。
天気が少々心配ですが、まずは一冠目、皐月賞を制するのはどの馬か?
皐月賞をAP指数で分析していきましょう!
皐月賞をAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[朝日杯FS]
AP指数『56』以上かつSP指数『-5』以上 1-0-3-11
該当馬:アドマイヤマーズ、クリノガウディー、ファンタジスト
[ホープフルS]
AP指数『54』以上かつSP指数『-8』以上 0-1-0-8
該当馬:サートゥルナーリア、ニシノデイジー
2歳G1の戦績はあまりアテにはならない傾向が出ています。特にホープフルSは壊滅状態で、サートゥルナーリアには良くないデータです。先週の桜花賞のケースもありますので、長期休養明けが即消しというわけではありませんが、マイナス要素ではあります。
[弥生賞]
AP指数『61』以上かつSP指数『-7』以上 0-3-1-6
該当馬:なし
[スプリングS]
AP指数『56』以上かつSP指数『+1』以上 1-1-2-5
該当馬:なし
[若葉S]
AP指数『65』以上かつSP指数『±0』以上 0-1-1-5
該当馬:なし
皐月賞のステップレース別に見ると、弥生賞組、スプリングS組がわずかに好走率が高いですが、買い条件とまではいっていません。しかも、該当馬ゼロ・・・
[共同通信杯]
AP指数『62』以上 4-1-1-6
該当馬:ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、クラージュゲリエ、ナイママ
[毎日杯]
AP指数『74』以上 1-0-0-0
該当馬:なし
[きさらぎ賞]
AP指数『67』以上 0-1-2-2
該当馬:タガノディアマンテ
3歳戦の重賞は注目度が高いです。共同通信杯はステップレース以上の実績があり、きさらぎ賞は地味ですが好走率がそこそこ高い。今年はステップレース組がぱっとしないので、別路線組にも付け入るスキがありそうです。
[すみれS]
AP指数『86』以下 0-0-0-10
該当馬:サトノルークス、アドマイヤジャスタ
[京成杯]
AP指数『67』以下 0-0-0-16
該当馬:ラストドラフト、ナイママ
なかなか厳しい結果になっているのは、すみれS組と京成杯組です。特に京成杯組はAP指数『67』以下で16連敗中で、今年も2頭該当しています。
[東京スポーツ杯2歳S]
AP指数『76』以上 1-0-1-1
該当馬:なし
ステップレース組に条件該当馬がいないので、別路線から。共同通信杯組、特にひとつ抜けたAP指数をマークしているダノンキングリーとアドマイヤマーズには注目です。また、共同通信杯経験馬でSP指数『+1』以上マークしている馬は過去4頭いて、
15年リアルスティール『+1』
15年ドゥラメンテ『+2』
14年イスラボニータ『+3』
14年ベルキャニオン『+1』
皐月賞では2-1-0-1と堅実に走っている。ダノンキングリーには追い風となるデータ。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[推定SP4位以内]
4-1-2-23
該当馬:アドマイヤマーズ、ファンタジスト、ヴェロックス、クリノガウディー
[推定SP4位以内かつ推定FP3位以内]
3-0-0-4
該当馬:アドマイヤマーズ
[①上記かつ前走1800m戦]
3-0-0-1
該当馬:アドマイヤマーズ
中山芝2000mは推定FP上位馬が好走しやすい傾向があります。また、厳しい流れになりやすいので、2000mより短い距離で速い流れを経験している方が適応しやすいです。コースが持っている特徴がそのまま条件になっており、今年はアドマイヤマーズが該当しています。
推定SPとは、こちらをお読みください
本命馬はこれ
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共同通信杯でアドマイヤマーズを0.2秒差で退け、AP指数『74』、SP指数『+2』をマークし、AP指数はメンバートップ。
その共同通信杯では、超スローペースを折り合い、上がり3Fタイムが1頭だけ33秒を切り、抜けて速い。
鞍上は戸崎騎手(B)が継続しており、可もなく不可もない。
能力の底を見せていない点も好感を持てる。
[相手候補]
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