フラワーカップをAP指数で分析してみた!

今年のフラワーカップは、非常に多彩なメンバーがそろいました。

直接対決をしたことのある馬同士が少なく、各路線で好走している馬が多いですね。力関係を比較することが、難しいので、なかなか難解なレースです。

こんな時こそ、AP指数の出番です!

フラワーカップをAP指数で分析していきます。

ぜひ読んでみてください。

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フラワーカップをAP指数で分析してみた

AP指数的データあれこれ

1.路線別AP指数しきい値

路線別に過去6年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。

[阪神JF]

AP指数『66』以上 0-1-0-2

17年2着 トーセンブレス『66』

該当馬:なし

[フェアリーS]

AP指数『51』以下 0-0-0-9

該当馬:エフティイーリス

[クイーンカップ]

AP指数『64』以下 0-0-0-11

該当馬:ジョディー

[アルテミスS]

AP指数『45』以上 1-3-1-2

該当馬:エールヴォア

[菜の花賞]

AP指数『44』以下 0-0-0-6

該当馬:なし

[白菊賞]

16年3着 ドロウアカード『46』

14年7着 ティーエスクライ『49』

該当馬:ランブリングアレー『56』

[フリージア賞]

17年2着 シーズララバイ『62』

該当馬:シャドウディーヴァ『66』

[同年の京都or阪神芝1800mの新馬、未勝利戦]

AP指数『53』以上 3-0-0-1

該当馬:なし

牝馬クラシック路線で唯一、阪神JF組の戦績が奮わない、というよりも東上する馬が少ない。今年も⑧ジョディーのみで、AP指数のしきい値にも到達していない。

意外にもアルテミスS組ががんばっていて、AP指数『45』超えで1-3-1-2、買い条件に該当する。今年は⑦エールヴォアが該当し、シェーングランツ、ビーチサンバと僅差のレースをしており、注目しています。

2.展開、枠別AP指数しきい値

推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去7年のデータから好走条件を導きます。

[ディープインパクト産駒]

2-2-0-13

該当馬:コントラチェック、ランブリングアレー

[ディープインパクト産駒かつ6~8枠]

2-2-0-2

該当馬:ランブリングアレー

[上記かつ推定SP5位以内]

2-1-0-1

該当馬:ランブリングアレー

ディープインパクト産駒は瞬発力の持続力が高いため、外枠×推定SP上位だと、好走率が上昇します。今回は、⑩ランブリングアレーが該当です。

[推定FP1位]

4-1-1-7

該当馬:エールヴォア、ジョディー

ゲートが開いてみないと分かりませんが、3角3番手内であれば、4-1-1-3と買い条件になります。いずれにせよ、推定FP1位馬は軽視できません。特に今年の2頭はAP指数4位以内で能力的にも上位です。

本命馬はこれ

エールヴォア 1人気2着

2走前のアルテミスSは0.3秒差の3着。AP指数『60』は、アルテミスS組の好走条件であるAP指数『45』以上を軽く超えている。AP指数しきい値超えの戦績は、1-3-1-2。

前走のエリカ賞は、道中のペースを徐々に速くしながら、完全にレースをコントロールして逃げ切る。こういうレースのできる馬は、まだ能力の底を見せておらず、どれだけ上昇してくるのか楽しみ。

鞍上がM.デムーロ騎手に乗り替わり。騎手ランクは変わらないが、川田騎手よりも逃げ嗜好が弱いので、おそらく先行勢に控える。あまり控えてしまうと、当馬の良さを引き出せない可能性があることが不安要素

[相手候補]

②シャドウディーヴァ

AP指数1位、フリージア賞組は17年シーズララバイがAP指数『62』で2着に好走。

⑩ランブリングアレー

外枠、推定SP上位のディープ産駒。白菊賞も好走例があり、AP指数はそれよりも高い。

ファルコンSの分析記事も掲載しています

土曜の『S+』馬、特注馬を公開しています。こちらもぜひお読みください!

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