弥生賞、若葉Sからぞくぞくと各馬が皐月賞に名乗りを上げ、いよいよトライアルも大詰めです。
昨年はこのレースからエポカドーロが頂点に登りつめました。
今年はどの馬が皐月賞の舞台へ駒を進めるのか?非常に楽しみな一戦です!
スプリングSをAP指数で分析していきましょう!
ぜひ読んでください。
スプリングSをAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[ホープフルS]
AP指数『54』以上 0-0-2-4
該当馬:コスモカレンドゥラ
[朝日杯FS]
AP指数『61』以上 2-1-1-2
該当馬:ファンタジスト、クリノガウディー
[共同通信杯]
AP指数『74』以下 0-0-0-11
15年2着 リアルスティール『75』
該当馬:ゲバラ
[京成杯]
AP指数『65』以下 0-0-0-12
該当馬:シークレットラン、リーガルメイン
[きさらぎ賞]
AP指数『60』以上 0-1-1-0
該当馬:タガノディアマンテ
[東スポ杯2歳S]
AP指数『69』以上 0-0-2-2
該当馬:なし
[つばき賞]
16年5着 ミッキーロケット『52』
該当馬:ユニコーンライオン『72』
[若竹賞]
18年5着 レノヴァール『52』
17年1着 ウインブライト『68』
16年2着 マイネルハニー『44』
該当馬:ヒシイグアス『46』
[葉牡丹賞]
18年3着 マイネルファンロン『52』
13年8着 マイネルストラーノ『38』
該当馬:シークレットラン『61』
[新馬戦]
AP指数『38』以上かつSP指数『-2』以上で勝つ 1-4-2-4
該当馬:クリノガウディー、エメラルファイト、ロジャーバローズ
[1800m以上未経験]
0-1-1-9
3着内2頭は朝日杯FS勝ちの実績馬
該当馬:ファンタジスト、ニシノカナツリ
朝日杯FS組は、出走馬のレベルが世代上位なので、コースから求められる特性が中山芝1600mと1800mとでは異なるのだが、関連性が高いです。AP指数しきい値をクリアしたのは2頭いますが、①ファンタジストは1800m以上の距離経験がなく、危険なデータが出ています。
きさらぎ賞組はサンプル数が少ないので参考値になりますが、しきい値をクリアしている⑫タガノディアマンテあたりは面白そうです。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[AP指数3位以内]
6-2-3-17
該当馬:ユニコーンライオン、ゲバラ、エメラルファイト、リバーシブルレーン、タガノディアマンテ
[AP指数3位以内かつ前走勝ち]
4-2-2-3
該当馬:エメラルファイト
この条件に前走芝1800m以上の条件を追加すると複勝率100%となるが、残念ながら該当馬がいない。来年以降覚えておきたい。
[AP指数3位以内かつ前走1800m以上]
5-2-1-11
該当馬:ユニコーンライオン、ゲバラ、タガノディアマンテ
[上記かつ前走3角5番手内]
4-2-1-5
該当馬:ユニコーンライオン
これといった決め手になる法則は見いだせないが、AP指数3位以内かつ前走勝ちという組み合わせは買い条件になります。唯一該当しているのは⑨エメラルファイトです。土曜21時の時点で13人気と全く人気がありません。
本命馬はこれ
ユニコーンライオン 8人気11着
前走のつばき賞で若葉S2着のワールドプレミアから0.2秒差の2着。AP指数『68』はメンバー3位というポジション。
前走はHペースを追いかけて、最後まで粘り通しており、このクラスでも通用できそうな下地はできている。
松山騎手に乗り替わり、大きく騎手ランクを落としているのはマイナス要素。
[相手候補]
⑨エメラルファイト
朝日杯FSは後方待機馬で唯一差し込んできており、ここでも通用する能力を有している。
⑫タガノディアマンテ
きさらぎ賞でAP指数『71』をマークし、過去最高値での出走。楽しみ。
②クリノガウディー
朝日杯FSで最先着。路線別に見ても、このレース出身馬は注意が必要。
最後まで上位4頭でどれに本命を打つか迷いました。馬券はタテ目を押さえて臨むべきだと考えています。
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