今年のフィリーズレビューは優先出走権の欲しい馬がわんさと集まり、フルゲートのレースとなりました。
昨年は500万下からの臨戦組が3着までを独占。路線別の傾向をあざ笑うかのようなレースでした。
さて、今年はどの娘が桜の舞台に立てるのか?
フィリーズレビューをAP指数で分析していきます。
ぜひ読んでください。
フィリーズレビューをAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[阪神JF]
AP指数『60』以上 1-2-2-4
該当馬:プールヴィル、メイショウメイケイ、レッドアネモス
[フェアリーS]
AP指数『54』以下 0-0-0-5
該当馬:ホウオウカトリーヌ、ウィンターリリー
[紅梅S]
AP指数『61』以上 1-0-0-1
13年メイショウマンボのみ
該当馬:メイショウメイケイ
[エルフィンS]
AP指数『65』以下 0-0-0-9
該当馬:アズマヘリテージ
[京王杯2歳S]
AP指数『54』以上 0-1-0-0
該当馬:なし
[万両賞]
16年1着カラクレナイ『60』
12年4着ノーブルコロネット『57』
該当馬:ジュランビル『57』
[ファンタジーS]
SP指数『-1』以上 1-1-3-9
該当馬:ジュランビル、ラブミーファイン
[同年の京都芝1400mの500万下戦]
AP指数『47』以上 2-0-1-8
該当馬:キュールエサクラ
[前走芝1200m戦]
AP指数『58』以下 0-0-0-15
該当馬:アスタールビー、ラミエル、エイティーンガール、イベリス、ウォーターエデン
桜花賞トライアル全般に当てはまることだが、阪神JF組はやはり好走率が高い。もう少し掘り下げて見てみると、今回のレースでAP指数5位以下の場合は好走率が低下する傾向があるので、今回の3頭は全て条件をクリアしている。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[AP指数2位以内]
4-1-2-9
該当馬:キュールエサクラ、プールヴィル
[AP指数2位以内かつ推定SP5位以内]
3-1-0-2
該当馬:キュールエサクラ、プールヴィル
本命馬はこれ
プールヴィル 3人気1着
阪神JFのAP指数『62』は、阪神JF組の好走条件であるAP指数『60』以上をクリアしている。
前走の紅梅Sでメイショウメイケイに後れを取ったが、着差はわずかで、SP指数は上。逆転は可能と見ている。
紅梅Sで3着のノーブルスコアがチューリップ賞3着に入り、ある程度のレベルにあることがうかがえる。
プラス要素① 阪神JF組の好走率の高さ
ただし、不安がないわけではない。
不安要素① 騎手ランクの低さ
[相手候補]
⑨メイショウメイケイ
紅梅Sで土をつけており、AP指数的にもそん色ない。推定SPの低さが気になるところ。
⑫キュールエサクラ
新馬戦のAP指数とSP指数が抜けて高いが、乗り替わりが気になるところ。
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