昨年から開催時期が移行したアーリントンカップ。
NHKマイルカップの優先出走権が与えられるため、ハイレベルな熱い一戦になりそうです。
アーリントンカップをAP指数で分析していきましょう!
ぜひ読んでみてください。
アーリントンカップをAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[ホープフルS]
AP指数『47』以下 0-0-0-2
該当馬:なし
[阪神JF]
AP指数『64』以上 0-0-0-1
該当馬:なし
[シンザン記念]
AP指数『58』以上 3-3-1-3
該当馬:ヴァルディゼール、ミッキーブリランテ
昨年はシンザン記念経験馬がいなかったので、開催時期移行前のみの数字になりますが、買い条件になっています。今年は2頭が該当し、試金石となります。
[毎日杯]
AP指数『67』以下 0-0-0-2
該当馬:ヴァンドギャルド
[きさらぎ賞]
AP指数『53』以上 1-0-2-3
該当馬:ヴァンドギャルド
きさらぎ賞も好走率のそこそこある条件が出てきました。毎日杯はサンプル数が少ないので、両レースの条件に該当しているヴァンドギャルドは、好走の可能性の方が高いと考えます。
[フィリーズレビュー]
AP指数『47』以下 0-0-0-2
該当馬:アズマヘリテージ、ラブミーファイン
[東京スポーツ杯2歳S]
AP指数『42』以上 2-0-0-0
該当馬:ヴァンドギャルド、カテドラル
[デイリー杯2歳S]
AP指数『56』以上 0-2-0-3
該当馬:なし
[千両賞]
AP指数『56』以上 2-3-1-2
該当馬:なし
[こぶし賞]
18年2着 パクスアメリカーナ『57』
該当馬:なし
500万下条件戦では同じ阪神芝1600mの千両賞は関連度が高く出ています。やはり同コース経験は重要です。
路線別の好走しきい値超えは、ヴァルディゼール、ミッキーブリランテのシンザン記念組のみ。AP指数上位は勝ち馬のヴァルディゼールになります。重賞で結果を残してきている馬が少ないだけにチャンスは大きいと思います。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[AP指数4位以内]
5-5-3-16
該当馬:ヴァンドギャルド、フォッサマグナ、ユニコーンライオン、ミッキーブリランテ
[①AP指数4位以内かつ推定SP3位以内]
2-4-1-1
該当馬:ミッキーブリランテ
先週の桜花賞や阪神牝馬Sの分析記事でも書きましたが、阪神芝1600mは能力がストレートに出やすいコースで、AP指数、推定SPともに上位の能力上位馬が好走します。このレースも例に違わず、鉄板条件になっており、ミッキーブリランテが該当しています。
[②AP指数4位以内かつ推定FP4位以内]
2-2-2-3
該当馬:なし
今年は該当馬がいませんでしたが、意外に先行馬が残りやすいコースで、こういう時は推定FPがつかえます。推定FP上位との組み合わせは買い条件に該当します。
[AP指数5位以下かつ推定FP6位以下]
1-1-0-25
該当馬:ヴァルディゼール、アズマヘリテージ、ニシノカツナリ、トオヤリトセイト、ラブミーファイン、ヤマニンマヒア、ジャミールフエルテ
[③上記かつ昇級初戦]
0-0-0-14
該当馬:トオヤリトセイト、ヤマニンマヒア、ジャミールフエルテ
なかなか昇級初戦を受け付けないレースなのですが、AP指数の低い先行力のない馬には厳しいデータが出ています。穴なら上記以外から探し方がよいでしょう。
[AP指数4位以内かつ昇級初戦]
1-2-2-4
該当馬:フォッサマグナ、ミッキーブリランテ
[④上記かつ前走勝ち]
1-2-1-1
該当馬:フォッサマグナ、ミッキーブリランテ
昇級初戦はなかなか受け付けないと前述しましたが、AP指数上位馬は別です。AP指数の優秀さを示すデータです。能力上位であれば昇級初戦でも問題ありません、むしろ積極的に買い、というデータです。今年は2頭該当しました。
本命馬はこれ
[最強]競馬ブログランキングへ←ここをクリック
シンザン記念で2着、AP指数『69』をマーク。勝ったヴァルディゼールとは0.2秒差であるが、通したコース差で逆転。
シンザン記念はAP指数『58』以上で3-3-1-3と好走率が高い。
鞍上は坂井騎手(D)が引き続き騎乗で、今年初重賞勝ち。重賞では厳しい状況は変わらないが、全く通用しないというわけではない。
使える脚はそう長くはないので、脚の使いどころが難しいが、3走騎乗して手の内に入れているのは安心材料。
[相手候補]
③ヴァルディゼール
本命をどちらに打とうか悩んだ。シンザン記念のAP指数が一枚落ちたので、こちらを相手候補に。能力的には遜色ない。
土曜の『S+』馬、特注馬を公開しています。こちらもぜひお読みください!
土曜は特注馬3勝の固め勝ちを含め、『S+』馬は5-1-1-2という戦績でした。最後、中山8Rでアーザムブルーが直線で進路を失くして、惜しくも4着だったことを除けば、納得のいく成績でした。 的中されたみなさん、おめでとうございます。腐らず、がんばりますので、... 特注馬3頭がスタンバイ! ~4/13土曜の『S+』馬を公開 - 勝てる競馬新聞 追求します |
お読みいただき、ありがとうございました。
Twitterフォローをよろしくお願いいたします。
クリックして応援いただけると励みになります。