いよいよ天皇賞(春)へ向かうステップレースがはじまります。
長距離戦は騎手の駆け引きが分かりやすく、観ていてとても楽しいので、私は大好きです。
さて今年は歴戦の古馬同士のアツい戦いになりそうです。
阪神大賞典をAP指数で分析していきましょう!
ぜひ読んでください。
阪神大賞典をAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[有馬記念]
AP指数『68』以上 4-3-1-1
該当馬:リッジマン、シャケトラ(一昨年)
[ジャパンカップ]
AP指数『62』以上 2-3-2-3
該当馬:シャケトラ(一昨年)
[宝塚記念]
AP指数『86』以上 3-2-0-1
該当馬:なし
[AJCC]
SP指数『-4』以上 1-0-0-0
該当馬:シャケトラ、ステイインシアトル
[ダイヤモンドS]
SP指数『-18』以上 0-1-1-4
該当馬:ソールインパクト
[万葉S]
AP指数『73』以上 0-1-1-4
該当馬:ヴォージュ
[ステイヤーズS]
AP指数『65』以上 0-1-1-7
該当馬:リッジマン
[京都記念]
AP指数『70』以上 0-0-2-2
該当馬:なし
路線別では、有馬記念組が圧倒的な戦績を残しています。有馬記念経験馬は5-5-2-4、とAP指数の選別なしでこの数字。AP指数で絞れば、複勝率80%超えの条件になるので、常に意識すべきレースです。
今回のレースで最も難しいのは、⑩シャケトラの扱いだと思います。
約1年間の休養の後、AJCCで菊花賞馬フィエールマンをタイム差なしで退け、1着。休養前も含め、AJCC、有馬記念、JCといずれも、このレースの好走条件となるAP指数しきい値をクリアしており、路線別に見れば、ここでも中心視できる一頭だと思います。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[AP指数4位以内]
5-6-4-14
該当馬:リッジマン、ソールインパクト、カフジプリンス、ヴォージュ、コルコバード
[AP指数4位以内かつ前走有馬記念出走]
4-5-1-2
該当馬:リッジマン
この組み合わせは少々邪道かと思いましたが、見つけたときに思わず書いてしまいましたw
[AP指数3位以内かつ推定FP5位以下]
5-5-2-5
該当馬:リッジマン、ソールインパクト、コルコバード
17頭中、実際に3角5番手以下の位置取りだったのは11頭で複勝率73%となっている。
[AP指数4位以内かつステイゴールド、ディープインパクト、ハーツクライ産駒]
5-5-1-6
該当馬:ソールインパクト、カフジプリンス、コルコバード
路線別でも書いたように、有馬記念組に有利なデータがここでも出てきました。AP指数上位で、法則2つに合致している②リッジマンは有力な一頭と言えるでしょう。
本命馬はこれ
リッジマン 2人気6着
ステイヤーズSで長距離適性は証明しており、好走率の高い有馬記念からの直行組。
AP指数3位の有馬記念組は、4-5-1-2
鞍上は引き続き、蛯名騎手(C)で可もなく、不可もない。
結構、行きたい馬が多く、Hペース予想。推定FP最下位なので、おそらくは中団あたりに付けるだろうが、流れが向きそうなのもプラス。
[相手候補]
AP指数4位以内で複勝率50%を超えているので、相手もAP指数上位から選択。
⑥ソールインパクト
ダイヤモンドSのSP指数『+6』と優秀。相性のいいディープ産駒。遠征帰りの2走目で前進が見込める。
⑩シャケトラ
休養前も含め、出走してきた過去3走すべて好走条件を満たしている。人気になるだろうが、外せない一頭。
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