大阪杯をAP指数で分析してみた!

G1馬7頭と豪華なメンバーがそろい、非常に楽しみな一戦になりました。

阪神芝2000mというタフなコースで、歴戦の古馬が火花を散らします。

大阪杯をAP指数で分析していきましょう!

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大阪杯をAP指数で分析してみた

AP指数的データあれこれ

1.路線別AP指数しきい値

路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。

[有馬記念]

AP指数『72』かつSP指数『-6』以上 2-1-2-3

該当馬:なし

[ジャパンカップ]

AP指数『74』かつSP指数『-7』以上 2-0-3-3

該当馬:なし

[天皇賞秋]

AP指数『84』かつSP指数『-6』以上 1-1-3-4

該当馬:サングレーザー、キセキ、アルアイン

[菊花賞]

AP指数『96』以上 1-1-1-1

該当馬:なし

[金鯱賞]

AP指数『79』以上 1-1-1-2

該当馬:なし

[京都記念]

AP指数『71』以上 0-2-1-1

該当馬:なし

[中山記念]

AP指数『73』かつSP指数『-3』以上 1-2-0-2

該当馬:ステルヴィオ、エポカドーロ

路線別には、秋の王道ローテ組がやはり良績を残しています。古馬、3歳馬の一線級が出走しているので、能力的にはこれらのレースを使ってきている馬はやはり強いです。その中でも、有馬記念組、ジャパンカップ組には注意が必要ですが、今年は好走条件に合致する馬がいません。

ただし、AP指数だけならば、有馬記念組のブラストワンピースキセキマカヒキ、ジャパンカップ組のキセキはクリアしているので、警戒は必要です。

天皇賞秋組は上記2レースに比べると好走率は若干落ちますが、AP指数しきい値を超えているサングレーザーキセキアルアインは注意が必要でしょう。

今年の金鯱賞組は、AP指数しきい値を下回っており、評価を少し下げた方がよさそうです。

2.展開、枠別AP指数しきい値

推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。

[AP指数4位以内]

3-4-4-18

該当馬:マカヒキ、アルアイン、キセキ、サングレーザー

[AP指数4位以内かつ推定FP6位以下]

2-3-2-7

該当馬:マカヒキ、サングレーザー

[上記かつ推定SP5位以内]

1-1-2-1

該当馬:サングレーザー

AP指数、SP指数がともに上位の場合は好走率が高くなるデータが出ています。これは阪神芝2000mの傾向とも合致しており、底力を必要とするタフなコースで強力なメンバーと戦うには、両指数の裏付けが必要ということです。鉄板条件に該当しました。

今年は外枠に有力馬が固まったこともあり、難解な印象です。

本命馬はこれ

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2走前の天皇賞秋でレイデオロの0.2秒差2着で、AP指数『96』、SP指数『-4』をマーク。天皇賞秋組はAP指数『84』以上かつSP指数『-6』以上で複勝率50%超え、好走のしきい値を超えた

また、AP指数『96』はキセキを抑えてメンバートップで、能力的にはここでも通用する。

問題は鞍上で、モレイラ(S)→ミナリク(D)の大幅なランクダウンに加え、脚質嗜好が逃げA、先行Aと、推定FP7位の当馬の脚質には合わない。

札幌記念のタフな馬場で2000mをこなしているので、阪神芝2000mには不安点はない。

期待値の高い一頭といえる。

[相手候補]

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本命馬と甲乙つけがたい。昨秋の王道ローテで高いパフォーマンスを発揮していたし、鞍上もランクS川田騎手。有馬記念、ジャパンカップのAP指数しきい値は超えており、能力的には中心的な一頭。

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