今年は、活きのいい明け4歳馬が順当にステップレースで勝ち上がり、駒を進めてきました。
また、昨年の2着、3着馬は地力を蓄えて参戦です。その他、古豪も虎視眈々です。
楽しみなメンバーが中京競馬場に集結しました。
高松宮記念をAP指数で分析していきましょう!
ぜひ読んでください。
高松宮記念をAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去8年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[阪急杯]
AP指数『74』以上 2-1-0-2
該当馬:なし
[オーシャンS]
AP指数『63』以下 0-0-2-21
該当馬:ナックビーナス、ダイメイフジ、ペイシャフェリシタ、ショウナンアンセム、ダイメイプリンセス、スノードラゴン、ラブカンプー
[シルクロードS]
AP指数『64』以上 3-0-3-8
該当馬:ダノンスマッシュ、ティーハーフ
[京都牝馬S]
17年2着レッツゴードンキ『71』
該当馬:デアレガーロ
[スプリンターズS]
AP指数『66』以上 2-3-1-7
該当馬:なし
[阪神カップ]
SP指数『±0』以上 2-1-1-12
該当馬:ミスターメロディー
[京阪杯]
AP指数『64』以上 1-0-2-8
該当馬:なし
[スワンS]
AP指数『78』以上 1-1-2-5
該当馬:なし
[キーンランドカップ]
AP指数『68』以上 1-2-2-8
該当馬:ナックビーナス、ダノンスマシュ、ペイシャフェリシタ
路線別には、シルクロードS、オーシャンS、阪急杯組が毎年3着内を分け合うように走っているが、AP指数の傑出した特徴はみえてきません。オーシャンS組の消し条件に今年は多くの馬が該当しているが、モズスーパーフレアのみ非該当なのは気になります。
複勝率50%を切るが、シルクロードSのAP指数しきい値を超えてきた2頭、ダノンスマッシュ、ティーハーフあたりにも注目したい。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去8年のデータから好走条件を導きます。
[AP指数4位以内]
3-3-4-21
該当馬:ロジクライ、ダノンスマッシュ、デアレガーロ、ダイメイプリンセス
[AP指数4位以内かつ2~6枠]
3-2-3-13
該当馬:ロジクライ
[上記かつ推定SP3位以内]
2-1-1-0
該当馬:なし
中京芝1200mは外枠が不利な傾向があり、これらの枠に入らなかったAP指数と推定SP上位の能力上位馬は実力をいかんなく発揮しています。残念ながら、今年は⑫ロジクライが推定SP4位であと一歩及ばず。
[推定FP6位以下かつAP指数4位以内かつ2~6枠]
1-2-3-7
該当馬:なし
[上記かつ前走芝1200m]
1-1-3-1
該当馬:なし
差し馬でも前走で芝1200m戦の流れを経験しておかないと厳しいようです。勝ち切れないが、警戒は常に必要といったところでしょうか。
今年は外枠に有力馬が固まったこともあり、難解な印象です。
本命馬はこれ
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前走シルクロードSでAP指数『68』をマークし、好走条件はクリアしている。しかし、AP指数はメンバー中3位であるように、能力的に抜けた本命というわけではない。
⑮モズスパーフレアと④セイウンコウセイが引っ張る形になりそうではあるが、極端に競って速くなることはないと考える。
推定FP8位であることから先行集団を見ながらの競馬になりそうで、AP指数はモズより上位であるので、差し損ねることはなさそう。
7枠ということを除けば、推定FP6位以下かつAP指数4位以内の前走1200m戦経験馬の条件に該当しており、各馬にこれといった決め手がないので、有力なデータではある。
[相手候補]
⑯デアレガーロ
京都牝馬S勝ちでマークしたAP指数は17年2着のレッツゴードンキを凌いでおり、過去最高値での出走。常にAP指数『70』以上をマークしており、本命を打つか最後まで迷った。
⑥アレスバローズ
中京芝1200m戦の実績もあり、シルクロードSで⑬ダノンスマッシュから0.4秒差ならば、上位進出の可能性はある。
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