さあ、牝馬クラシックの本格的な始まりです!
桜花賞を占ううえで最も重要なチューリップ賞が開催されます。本番と同じ舞台で華麗に舞う乙女はどの馬か?
チューリップ賞の分析をしていきます。
ぜひ読んでみてください。
チューリップ賞をAP指数で分析してみた
AP指数的データあれこれ
1.路線別AP指数しきい値
路線別に過去6年のAP指数の戦績を見ていきます。そのレースでマークしたAP指数と今回レースでの戦績、該当馬を示しています。
[阪神JF]
AP指数『69』以上 4-1-2-1
該当馬:なし
[エルフィンS]
AP指数『66』以上 0-1-0-1
該当馬:なし
[シンザン記念]
AP指数『70』以上 1-0-0-0
該当馬:なし
[アルテミスS]
AP指数『56』以上 2-0-3-3
該当馬:シェーングランツ
[デイリー杯2歳S]
AP指数『62』以上 0-2-0-1
該当馬:なし
[紅梅S]
AP指数『63』以上 1-0-0-3
該当馬:なし
路線別には阪神JF組がまず注目されるが、昨年は勝ったダノンファンタジーでAP指数『67』と例年に比べると低調。勝ち馬のAP指数が『67』を割り込んだ年は、15年メジャーエンブレム『66』、14年ショウナンアデラ『64』とあるが、15年はシンハライトの台頭を許している。
ただし、今年は阪神JF組に付け入ることのできる別路線組にも目立った馬がおらず、AP指数的にはレベルの低いメンバー構成となっている印象。
2.展開、枠別AP指数しきい値
推定FP、推定SPなどの指数、枠や前走距離別に過去6年のデータから好走条件を導きます。
[推定SP4位以内]
6-5-4-19
該当馬:ブランノワール、アフランシール、ドナウデルタ、シゲルピンクダイヤ
[推定SP4位以内かつAP指数4位以内]
4-3-4-3
該当馬:アフランシール、シゲルピンクダイヤ
[推定FP2位~4位]
3-3-3-13
該当馬:にほんブログ村、メイショウショウブ、シゲルピンクダイヤ
[推定FP2位~4位かつAP指数4位以内]
3-2-1-2
該当馬:にほんブログ村、シゲルピンクダイヤ
脚質別には好位付けできるくらいの先行力は必要となるコースで、極端な追い込み馬には厳しい数字が出ている。行きたい馬が多くはないので、そこまで速くはならないだろうが、阪神JFでそれなりのペースを刻んだメイショウショウブがいるので、スローにもなりにくい。好位付けできそうな馬を狙っていきたい。
推定SPについてはこちらをお読みください。
本命馬はこれ
阪神芝1600mでマークしたAP指数『71』は、メンバートップ。同コースAP指数を重視しての本命。しかも、『S+』馬。
推定FP2位のAP指数1位で、前述の好走条件にも適合。
ただし、不安がないわけではない。
不安要素① 昨年の阪神JFのAP指数が低調
不安要素② クラス基準にぎりぎり到達しているAP指数
特に不安要素①は、過去のチューリップ賞でも別路線組の台頭を許しており、非常に気がかり。
相手候補は、推定FP、推定SPの面から好走条件をクリアした⑬シゲルピンクダイヤ、同じく推定SPの好走条件をクリアした⑩アフランシール。本命馬からいくのであれば点数は絞りたい。
オーシャンSの分析記事も掲載しています。こちらもぜひお読みください!
土曜の『S+』馬、特注馬を公開しています。こちらもぜひお読みください!
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