2歳戦最初のGⅡ、京王杯2歳Sが東京競馬場で開催されます。
今年は小倉、函館の各2歳Sウイナーが参戦し、楽しみなメンバーがそろいました。
それでは、AP指数で京王杯2歳Sを分析していきたいと思います。
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AP指数分解による京王杯2歳Sの攻略
馬場傾向
まずは京王杯2歳Sの無料版のAP競馬新聞をこちらからご覧ください。
AP競馬新聞の馬場傾向分析欄は、上段が先週、下段が過去5年の同開催同コースの記録を示しています。
東京芝1400mは、枠別には1~3枠、脚質別には、逃げ、先行、前走距離別には短縮か、同距離が有利な傾向が出ています。
一番の特徴は、上がり3Fの時計がないと厳しいです。上がり3F別には1位、2位は60%以上が3着以内と高い数値です。LP指数が重要となります。
開催が進み、Bコース替わりでも、中団の位置取りで中伸びする馬が目立ちました。LP指数の高い、中団に構える馬に注目です。
各馬の分析
アウィルアウェイ
◆AP指数 62 S+
◆推定FP 8位
◆推定SP 3位
ダリア賞は大外ぶん回しで余裕を持って差し切り1着、AP指数62、SP指数+7をマーク。今回メンバーでも抜けて高い。LP指数+22と上がり3Fタイムが期待できるのもプラス。
ダリア賞を使ってきた馬は過去5年で3頭いて、17年タイセイプライドの2人気8着が最高。14年コウソクコーナーがAP指数60、『B+』評価で臨むも9着に敗れており、AP指数の信頼度に少々不安。
推奨度: ☆☆☆☆☆
アスターペガサス
◆AP指数 57 B+
◆推定FP 6位
◆推定SP 5位
函館2歳Sのウイナー。AP指数57、SP指数+3をマークしての臨戦。
函館2歳S経験馬で馬券になったのは、
17年 カシアス(5人気2着、AP指数54)
16年 モンドキャンノ(3人気1着、AP指数54)
AP指数54以上マークしていると好走率は高い。
鞍上が小崎騎手(E)→福永騎手(A)乗り替わりは大きなプラス。福永騎手の位置取り嗜好が中団Sランクとなっているので、今のトラックバイアスにもマッチしている。
距離延長戦になるのは気がかり。
推奨度: ☆☆☆☆
ファンタジスト
◆AP指数 55 C+
◆推定FP 1位
◆推定SP 8位
小倉2歳Sのウイナー。AP指数55をマークしての臨戦。
小倉2歳S経験馬で馬券になったのは、
17年 アサクサゲンキ(4人気3着、AP指数50)
16年 レーヌミノル(1人気2着、AP指数64)
14年 セカンドテーブル(11人気1着、AP指数45)
13年 ラブリープラネット(2人気3着、AP指数61)
AP指数50以上をマークしているとかなり好走率が高くなる。
鞍上は引き続き武豊騎手(S)でプラス。
推奨度: ☆☆☆☆
メイショウオニテ
◆AP指数 54 D+
◆推定FP 1位
◆推定SP 2位
京都芝1400mの未勝利戦を勝ち上がって、AP指数54、SP指数+3をマークしての臨戦。この未勝利戦はその他2頭が勝ち上がり、1頭が2着と上位馬のレベルは高い。
京都芝1400mの未勝利戦勝ち馬は、13年にクインズハリジャンがAP指数52をマークし、本番でも6人気2着になっている。AP指数の信頼度は高そう。
前半3Fを35秒台で進めるようならチャンスはありそうだが、34秒前半になると新馬戦で惨敗しているように脆さが出る可能性はある。
キンシャサノキセキ産駒は1-3-0-4という戦績だが、AP指数50以上となると1-3-0-1で連対率80%。
推奨度: ☆☆☆☆
ココフィーユ
◆AP指数 46
◆推定FP 5位
◆推定SP 6位
東京芝1400mの未勝利戦をAP指数46、SP指数+2で勝ち上がり。
東京芝1400mの未勝利戦なので、同じコースだから好走馬もいるかと思いきや、17年ピースユニバースの7人気4着が最高で、AP指数50以上をマークしていても馬券圏内には来ていない。
鞍上がモレイラ騎手(S)→戸崎騎手(A)はわずかにマイナス。
推奨度: ☆
カルリーノ
◆AP指数 52
◆推定FP 7位
◆推定SP 3位
函館2歳Sはアスターペガサスの0.1秒差3着、AP指数52、SP指数+1をマーク。それほど速い流れでもないのに差し切られたので、だらしない内容ではあった。
函館2歳S経験馬の好走の目安となるAP指数は50以上でそれはクリアしているものの、AP指数という点では他のメンバーと見劣りすることは確か。
鞍上が藤岡佑騎手(C)→三浦騎手(D)の乗り替わりはマイナス。
推奨度: ☆☆
シングルアップ
◆AP指数 50
◆推定FP 4位
◆推定SP 1位
小倉2歳Sではファンタジストに0.4秒差をつけられたが、2走前のフェニックス賞で小倉2歳Sよりも速い時計で、AP指数50をマークして勝利。過去フェニックス賞からの臨戦はなく、評価が難しい。
メイショウオニテの項でも示したように、キンシャサノキセキ産駒のAP指数50以上は好走率が高い。
推奨度: ☆☆☆
展開とまとめ
AP競馬新聞の展開欄を見てみます。
中団待機馬となると⑥カルリーノ、⑤アウィルアウェイあたりで、このあたりにトラックバイアスが向きそうです。
AP競馬新聞のペース予想はH想定です。
中団から中に持ち出してLP指数の優れた馬を中心に考えていきたいです。
⑤アウィルアウェイを中心に、推奨度の高い①②⑦④あたりを相手に構築していきたいです。
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