2018セントウルSの展望 ~今週から傾向分析に重きをおいた展望記事になっています!

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セントウルSの展望

今週から重賞展望記事を過去AP指数の分析に重きを置いた構成に変更します。これは私が、傾向分析が有効だと感じているからです。

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1.過去6年の入着馬

過去6年の入着馬一覧です。

2017年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
1   1 A 0 5 7 ファインニードル    03-03 1075 33.4
  1 2 B+ 4 4 6 ラインミーティア    06-07 1077 33.0
  5 4 D+ 9 8 13 ダンスディレクター    09-09 1077 32.6
2016年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
2 2     13 1 1 ビッグアーサー    01-01 1076 34.5
  1 2 B+ 10 7 10 ネロ    05-05 1078 33.8
1       20 7 11 ラヴァーズポイント    03-03 1078 34.1
2015年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
4       39 3 6 アクティブミノル    01-01 1078 33.8
  1 1 A+ 0 8 16 ウリウリ    13-11 1078 32.8
        17 4 8 バーバラ    04-05 1078 33.6
2014年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
  3 3 C 5 1 1 リトルゲルダ    06-04 1074 34.0
1 1 1 S 0 8 15 ハクサンムーン    02-02 1076 34.6
    4 D+ 6 2 3 エピセアローム    08-08 1077 33.9
2013年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
1   3 Q+ 8 8 13 ハクサンムーン    01-01 1075 33.7
  2 1 S+ 0 6 9 ロードカナロア    03-03 1075 33.4
3 3 3 C+ 8 4 4 ドリームバレンチノ    05-05 1081 33.8
2012年 FP SP AP AM 枠番 馬番 馬名S 通過順 走破タイム 上り3F
        19 2 4 エピセアローム    05-05 1073 33.4
4 1 2 B 7 5 9 ロードカナロア    03-03 1073 33.7
1       9 8 16 アンシェルブルー    08-07 1073 33.1

2.AP指数戦績一覧

AP競馬新聞の基本指数であるAP指数、推定FP、推定SPや枠順や前走距離別の戦績をまとめ、傾向分析のためのキーワードを探っていきます。

[AP指数順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 1- 3- 0- 2/ 6 16.7 66.7 66.7
2 0- 3- 0- 7/10 0.0 30.0 30.0
3 2- 0- 1- 1/ 4 50.0 50.0 75.0
4 0- 0- 2- 4/ 6 0.0 0.0 33.3
4位以内 3-6-3-14/26 11.5 34.6 46.2
5位以下 3- 0- 3-55/61 4.9 4.9 9.8

AP指数上位有利の傾向があり、AP指数順位は分析に使えそうです。

[推定FP順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 2- 1- 2- 4/ 9 22.2 33.3 55.6
2 1- 0- 0- 4/ 5 20.0 20.0 20.0
3 0- 0- 1- 6/ 7 0.0 0.0 14.3
4 1- 1- 0- 7/ 9 11.1 22.2 22.2
5 0- 0- 0- 5/ 5 0.0 0.0 0.0
5位以内 4- 2- 3- 26/35 11.1 17.1 25.7
6位以下 2- 4- 3-43/52 3.8 11.5 17.3

推定FP1位は抜けて戦績がよく、先行馬有利の傾向が出ていそうです。

[推定SP順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0- 5- 0- 1/ 6 0.0 83.3 83.3
2 1- 1- 0- 6/ 8 12.5 25.0 25.0
3 1- 0- 1- 4/ 6 16.7 16.7 33.3
4 0- 0- 0- 4/ 4 0.0 0.0 0.0
5 0- 0- 1- 7/ 8 0.0 0.0 12.5
5位以内 2- 6- 2-22/32 6.3 25 31.3
6位以下 4- 0- 4-47/55 7.3 7.3 14.5

推定SP3位以内は2-6-1-11と戦績がよいです。

[高関連度AP指数順位別]

順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4位以内 4- 3- 3-34/44 9.1 15.9 22.7
5位以内 2- 3- 3-35/43 4.7 11.6 18.6

阪神芝1200mとのコース関連度の高いコースでマークされたAP指数の重要度はそこまで高くなさそうです。

[枠別]

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 2- 0- 0- 6/ 8 25.0 25.0 25.0
2枠 1- 0- 1- 7/ 9 11.1 11.1 22.2
3枠 1- 0- 0- 9/10 10.0 10.0 10.0
4枠 0- 1- 2- 9/12 0.0 8.3 25.0
5枠 1- 1- 0-10/12 8.3 16.7 16.7
6枠 0- 1- 0-11/12 0.0 8.3 8.3
7枠 0- 1- 1-10/12 0.0 8.3 16.7
8枠 1- 2- 2- 7/12 8.3 25.0 41.7

枠順による有利不利はそこまでなさそうです。内枠は勝率が高く、中枠、外枠は2,3着止まりが多いです。

AP指数順位、推定FP順位、推定SP順位のいずれも分析に使えそうで、傾向が出やすそうです。実際に傾向を導いていきます。

3.AP指数的買い!と消し!

ここでは買い条件、消し条件を以下のようなマークで示していきます。

鉄板 複勝率80%以上の極上買い条件

買い 複勝率66%以上の買い条件

消し 複勝率10%未満の消し条件

超消 複勝率3%未満の超消し条件

買い、消しを2段階に分け、明確な数値基準を設けました。これまでの重賞展望や法則で導いた買い、消し条件もこれに当てはめて更新しますが、それはもう少しお待ちください。

鉄板① AP指数3位以内かつ推定SP3位以内

前項でAP指数上位と推定SP上位はともに戦績がよかったので、この条件のAndを取ります。

[AP指数3位以内かつ推定SP3位以内]

1-6-1-1

着外の1回も4着なので、掲示板は100%確保している鉄板条件です。

消し① AP指数5位以下かつ推定FP6位以下

AP指数、推定FP、推定SPの上位に良績が固まるのであれば、AP指数下位と推定FP下位を組み合わせてみます。

[AP指数5位以下かつ推定FP6位以下]

1-0-1-35

3着以内に来たのは2012年エピセアロームと2015年バーバラです。いずれも北九州記念をステップにここに臨んでいました。ただし、北九州記念組はこの条件でも15頭いるので、このレースを使ってきたからというわけではなさそうです。複勝率5.4%の消し条件です。

超消① AP指数5位以下かつ推定FP6位以下かつ前走間隔5週以上

先ほどの消し条件に条件を一つ追加します。

[同条件かつ前走間隔5週以上]

0-0-0-16

北九州記念が中3週なので自明といえば、自明です。

しかし、全出走馬で見ると、

[前走間隔5週以上]

3-6-1-30

[前走間隔10週以上]

2-4-1-22

前走間隔だけで判断はできません。AP指数と組み合わせることにより超消条件になります。

4.主な登録馬の短評

セントウルS登録馬の一覧とAP指数は以下のリストを参照ください。

セントウルSの登録馬一覧

AP指数は補正前の生値であることをご了承ください。

ファインニードル

3走前のシルクロードSでAP指数78をマークし、メンバー中1位。補正を入れてもAP指数3位以内で、推定SPも上位が見込めるので、鉄板条件に該当する可能性が高い。阪神芝1200mは昨年の同レース勝ちを含め3-1-0-0とパーフェクト。人気にはなるだろうが、中心視したい一頭。

ラブカンプー

3走前の葵SでAP指数67をマーク。AP指数は高く出ないが、推定FPが高く出るため、先行して粘り込むレースが古馬相手でもできるスピードを持っている。前走の北九記念では、先行馬で唯一、粘りこみ、力をつけてきている。阪神は過去3走しており、昇級戦ということもあり惨敗。試金石の一戦。

レジーナフォルテ

春雷SでAP指数72をマークし、メンバー上位。2走前に降級戦を楽勝し、続くアイビスSDでラブカンプーと0.3秒差の4着に入る。スピードはあるので先行しそうだが、推定FP上位になれるかは微妙。ペースが速い方が能力を発揮できるタイプなので、ラブカンプーが引っ張る流れになるのはうれしい。

アサクサゲンキ

葵Sでラブカンプーとタイム差なしの5着し、AP指数70で葵Sの最高値をマークし、ラブカンプーよりもAP指数は高い。ここ3走はじっくりと構えて差しに徹しており、開幕週の阪神が脚質的に合うかは微妙。巻き返しに期待したい。

コウエイタケル

朱鷺SでAP指数71、SP指数+4をマークし、3着。メンバーの中でもAP指数は高く出ることが予想される。阪神芝1200mは0-0-0-5と相性は悪いが、1200mという距離がダメだというわけではない。CBC賞でアサクサゲンキと0.1秒差、10着と言えども着差は少ないので、力差がそこまであるわけではない。しかし、7歳馬、使い詰めで上がり目には乏しい。

ファインニードルの相手探しと考えてよさそうなメンバー

それでは今週も競馬ライフを楽しみましょう!

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